1975-06-06 第75回国会 参議院 決算委員会 第13号
田中前総理の金脈問題は、昭和四十七年、防衛庁の航空機調達の際に、調達先の三菱重工が巨額の政治献金を慣例上総理が実権を握るとされている国民協会に対して行った問題のほか、大手町公園の問題、虎の門公園の問題など、疑惑の解明を要する諸問題が山積しております。 このように政治家として信頼しがたい総理のもとで集計された四十七年度決算は、これらの疑惑の解明なしに認めることはできません。
田中前総理の金脈問題は、昭和四十七年、防衛庁の航空機調達の際に、調達先の三菱重工が巨額の政治献金を慣例上総理が実権を握るとされている国民協会に対して行った問題のほか、大手町公園の問題、虎の門公園の問題など、疑惑の解明を要する諸問題が山積しております。 このように政治家として信頼しがたい総理のもとで集計された四十七年度決算は、これらの疑惑の解明なしに認めることはできません。
○小谷守君 大蔵大臣に伺いますが、国有地の払い下げ、これにまつわって虎の門公園、大手町公園、金脈の中に浮かび上がってくるケースが多々ありますが、その一々についておさらいをする時間もありませんので、端的に申し上げたいと思うのでありますけれども、これからはもう土地公有化の時代だ、これを志向して、払い下げというふうなことはできるだけ抑制をしてもらわなければならぬということが一つ。
時間も過ぎましたので、さらにもう一つ、これもいま並行して行なわれておりますが、例の虎の門の事件、それから大手町公園の疑義のある問題等も検査院のほうで検査をなさるお考えがあるかどうか、お伺いしておきます。
それから虎の門事件とさらに大手町公園に僕する国有財産の件でございますが、これは私も事情をつまびらかにいたしませんけれども、それぞれの時点において私どもとしましては検査を行ない、疑問がないということで検査を了したものでございます。しかし、お話もございますので、この件につきましては担当調査官の手元におきましても十分関心を持ちまして見直しをしているものと信じております。
○説明員(中村弘海君) この部分を含めまして、「この大手町公園につきましては、」と言っているものと私どもは理解して、説明が舌足らずじゃないかと思っているわけです。
その分を含めまして大手町公園について。
まず大手町公園の問題に入る前に虎の門の問題もございます。この両方の類似点はどこにあるかという問題でございます。一つは、東京の中心地にあった都市公園がまぼろしのごとく消え去ってしまった、虎の門公園は千百三十六坪です。大手町公園は虎ノ門公園の約六倍に当たります六千七百三十坪でございます。
昭和三十二年に大手町公園が建設省告示千六百八十九号で指定されました。そして三十四年に首都圏の整備委員会のおりに大手地区に官庁街が出たときにもこれは大手町公園ははずされております。そして三十六年東京都から大手町公園と中央市場との土地を交換したいというような話が出てきております。
そのときに、この前の委員会で田代委員に御説明申し上げましたとおり、私どもといたしましては、すでに大手町公園については都市公園計画上の都市公園地区として利用する計画がないというようなふうに理解いたしまして、しからばその後これをオフィス街として利用する払い下げ計画その他に着手したわけでございます。
いま局長もおっしゃったとおりに、これは大手町公園の見取り図です。大きい地図で書く時間がありませんでした。どこに道路ができたかと言えば、大手町公園全体、まあ全体と言えば何でございますが、大手町公園です。このまん中に道路をつくるということです。大手町公園のまん中を、ここに道路をつくるということ、長い道路です、これ。ちょっと建設大臣、これ見ておいてください。
○田代富士男君 一つ一つ確認していきますが、この大手町公園の問題に対して、国の庁舎建設計画その他の都道築造計画に伴った土地利用上、一部の変更を、大手町公園を変更すると、こういうことは前回も確認しておりますが、もう一度確認してよろしいですね、どうですか。
○田代富士男君 じゃ、それぞれ、この大手町公園に関係のある国有財産関東地方審議会が、五十九回、六十回、九十回、その審議会でなされておりますが、大手町公園に関係のある部分を御説明願えませんでしょうか。
だから大手町公園を廃止する、その理由は国の建物が建つという理由で、大手町公園がこの審議会で廃止になっているんです。だから国の建物が建つ、そのために大手町公園が変更されるということを大蔵省も認めたということですね。その点はっきりしてください。
、要するに大手町公園としてそこに公園を建設すると、こういう東京都の意向でもあり、また建設省もその意向で国の意向として告示をしたわけです。それがいま説明のような段階に発展するまでにこの十三条の一項は必要ないのですか。
○田代富士男君 いま局長がまぼろしのごとく消え去った大手町公園のその理由につきましていろいろ説明された。その中で私は納得できないものがあります。昭和三十二年の発足のときには、どうしてもこの地域に公園がほしいのだ、そのためには取得する土地は安い国有地をお願いしたいということで東京都は取得しております。それから、国の政策は一貫して緑化推進を続けております。
○田代富士男君 いま局長が申されたとおりに、緑地計画の再検討としてどうしてもあの大手町地区には公園が必要である、その必要な公園の用地を取得するにおいては、予算の関係で国有地等をお願いできるならばこれは目的に一致するものであるということで、公園が必要であるというたてまえから、三十二年に大手町公園が公園指定地に決定したわけなんです。 ところが、現在はどうなっているか。